防護服の輸入に関して

防護服

防護服の輸入に関するお問い合わせが増えております。

ここでは使い捨ての規制無し(通常の通関)で輸入するための解説をします。

◯輸入の条件

・不織布製。綿製。
・ウィルスカットの記載無し。
 ※表示がある場合、薬事に該当します。
・放射能を遮る、等の記載無し。
 ※表示がある場合、薬事に該当します。
・関税 9.1% ※EPA適用の場合、関税はFREEになります。

◯必要書類

・インボイス
・パッキングリスト
・BL
・材質がわかるもの(絵型など)

◯納品場所の確認

・トラックの駐車場所はあるか?
・トラック車上渡しは可能か?フォークリフトはあるか?
・コンテナの場合は、プラットフォームはあるか?て降ろしの場合、人員は確保できるか?
※防護服は貨物量が大きくなりがちですので、荷受け方法の確認も重要になります。

以上のことを確認できれば、スムーズに納品までできます。
現時点で不明な部分があっても輸入通関のお見積もりは可能です。


☆おまけ
防護服にマスクやゴーグルなどがセットになっている場合があります。
防護服セットで輸入申告すると関税は9.1%になります。
しかし、インボイス表記を下記のように記載するとそれぞれに税番を振ることができます。

<例>
・防護服  〇〇pcs 単価USD〇〇 合計USD〇〇
・マスク  〇〇pcs 単価USD〇〇 合計USD〇〇
・ゴーグル 〇〇pcs. 単価USD〇〇 合計USD〇〇

防護服は9.1%ですが、マスクは4.7%、ゴーグル5.3%になります。
インボイスを細かく記載することでトータルの関税を安くすることができます。

通関費用等の物流費用のお見積りはお問合せよりお願い申し上げます。

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